平地ランナーが初トレイル43km走ってみた。
結果、9時間10分かかって、なんとか完走した。
結構いけるんじゃね?と思ってたけど、甘かった。6〜7時間くらいで走れちゃうかも⁈なんて思ってました恥ずかしながら。完走率95%約350人中ほぼビリッケツでした。
前日は16時に付近の宿に到着、下見がてらに1.4kmジョグ。標高あるからなのか体が重い…
ちょっと期待してた夕食に😞
21時には布団に入ったけどあまり眠れず4:30起床。
5:30に再び朝食に😞後、車で3分の会場入り。
スタートは12℃くらいで迷ったけどタイツは履かないで正解だった。まわりはゴリゴリのトレイルランナーさんで装備もガチ。
食欲なかったけど、バームクーヘンを頬張り、7:08スタート
5名ずつ30秒毎のウェーブスタートでした。
舗装路をトボトボ走り、抜かれまくり、体が重くてすぐ歩きはじめた。
ガーミンが絶不調の-20を示したので、とにかく完走狙いでいくことに決めた。
先は長いのに、スタートから皆さんハイペース。どんだけ練習してるんだろ。
最初の大松山を歩いて登る(1250mから1600m)途中、めまいを感じてリタイアが頭をよぎった。
ヤベー
山頂から下りは走ったけど抜かれまくった。とにかく完走、体力セーブ、転ばない、怪我しないを意識して、登りは歩く、下りはやや走る戦法で5km1時間以内にクリアすれば完走できる計算で進んだ。
トレイルは小学生の頃に友達と走った道を思い出し、ノスタルジックな気持ちになった。。仕事なんて辞めて、秘密基地とか作ったあの頃に戻りたくなった。
天候は寒くなく暑くなく、くもり時々晴れで絶好だった。
童心にかえりトレイルを進み、四阿山の中腹への長い登り(1500mから1900m)をクリアし、12:50に第3エイドまでたどり着いた時、あと20分で関門だったことを知った。途中で休憩してたらやばかった。マラソンでは関門時間を意識したことなかったけど注意が必要だった。
第3エイドでは既に配布の捕食は無くなってしまっていた。スタート時に、マイ捕食(中止になった板橋や柴又用だった在庫アミノバイタル小3、DNS GEL3、shots1や無印バームクーヘン1)を持っていたけど、ギリギリだった。水分も600mlくらいを持ってスタートしたけど、日差しが強くなったり、気温が上がっていたら足りなかったと思う。
目印がわかりやすくて、迷うような所はなかったけど、ロストが心配だったので、ガーミンのナビゲーションを使ってみた。
なかなかいい感じだったけど、バッテリーを消費してしまい、31kmまでしか持たなかった。霧とか暗闇では便利そう。
iPhoneは低電力モードにしたので最後まで大丈夫だった。
最後のピーク、こねこ岳登り(1600mから2100m)は山頂がなかなか見えなくて辛かった。
登頂した後の下りで、ついにガラスの右膝が悲鳴をあげて走れなくなった。太ももも辛くなり、生まれたての子鹿ちゃんのようにガクガクブルブルになってしまった。
家に帰るドライブと明日の仕事に備えてセーブしてトボトボ歩いていたら、あきらかにランナーさんが減ってきた。最終エイドでは片付けモードだった。
完走でもビリッケツは嫌だ!
右膝をかばいながら、最後はペースを上げてゴールした。
コースは素晴らしく、滑落するような危険な箇所もなく、いい経験ができたけど、走れない自分が歯痒かった。
気づいていたけど、おいどんには筋力がない。家のまわりはどこまでも平坦で坂が全くないけど、やっぱり坂を走るトレーニングが必要ですな。